おはらい通り
おはらい町通り
おはらい町は、宇治橋の手前から五十鈴川に沿って約800m続く古くからの門前町である。
おはらい町の名は、その昔、御師(おんし)たちの邸がこの地に37軒ほどあって、参拝客を自分の邸に宿泊させ、おはらい(お札)を授けて手厚くもてなしたことから、この名が付いたという。
御師とは、全国を巡り神宮の宣伝に努めた神職のことで、当時の参宮ブームがおきたのも、こうした御師の活躍があってのことであろう。
おはらい町が今の隆盛を取り戻したのは、1989年に「伊勢市まちなみ保存条例」ができて、翌年には「伊勢市内宮おはらい町保存計画」が策定され、この計画に基ずき町並みから電柱が撤去され、道路はすべて石畳になったとある。
また、保全整備基準があって、昔ながらの妻入り様式の商家(この町に似合う呼び名)へと建替えが進んでおり、銀行や郵便局までも様代わりして、時代の錯覚すら覚えるところである。
「三重の食べ歩き」で、老いぼれのお奨めする伊勢うどん、てこね寿司や赤福、太閤餅などを商う商家もここにあり、観光客の人気をよんでいる。赤福3個で280円)
おかげ横丁
かげ横丁は、江戸時代の「おかげ参り」の賑わいの再現を願って、平成5年に誕生したミニタウンである。
おはらい町の文字通りの横丁で、横丁の建物は、いずれも三重県内の由緒ある旧家などの建築物を、細部にまでこだわって再現したものであるという。
この横丁では、地元伊勢志摩の山の幸、海の幸のほか、桑名名物のしぐれ蛤、亀山名産のローソク、松阪木綿などの三重の名産品を商う商家が軒を連ねており、見て歩くだけでも楽しい横丁である
その1
おはらい通り
その2
おかげ横丁
その3
伊勢・宇治橋
伊勢・宇治橋(行きバージョン)
伊勢・宇治橋(帰りバージョン)
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