伊勢神宮




 
 皇大神宮
(こうたいじんぐう)は、三重県伊勢市にある神社で、伊勢の神宮のふたつの正宮のうちのひとつである。一般には内宮(ないくう)と呼ばれる。天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ、天照大御神)を主祭神とし、天手力男神、万幡豊秋津姫命を相殿に祀る。三種の神器の一つの八咫鏡を神体とする。 伊勢信仰の中心となる神社で、日本全国の神社で授与される神宮大麻(お札)はこの皇大神宮の神札である。
 “日本書紀”によれば、天照大御神は宮中に祀られていたが、崇神天皇6年(紀元前92年)、笠縫邑に移し豊鍬入姫命に祀らせた。
 垂仁天皇25年、倭姫命が後を継ぎ、御杖代として天照大御神を祀るための土地を求めて各地を巡った。垂仁天皇26年(紀元前66年)、伊勢国にたどり着いたとき、「この国に留まりたい」という天照大御神の神託があり、倭姫命は五十鈴川上流の現在地に祠を建てて祀り、磯宮と称したのが皇大神宮の始まりと伝えられる。荒木田氏が祠官を世襲していたが、明治以降は世襲制が廃止された。第二次世界大戦後は元皇族の女性が代々の祭主をつとめている。
 式年遷宮は持統天皇4年(690年)に第1回が行なわれて以来1300年に渡って受け継がれてきた。20年に1度御正殿をはじめ御門、御垣など御建物、御装束神宝のすべて新しくして大御神さまに新宮にお遷りいただき、国と国民の平安発展を祈る我が国最大のお祭。これにより古の技術が未来に伝承されていく。
 また、伊勢神宮の参拝は古来、二見が裏で禊をしてから外宮に参拝しそして内宮に参拝するのが順序であったといわれる。 
 



その1

伊勢の遷宮―第61回神宮式年遷宮―1

その2

伊勢の遷宮―第61回神宮式年遷宮―2

お木曳き

 

第62回伊勢神宮式年遷宮お木曳き行事1年次

 

 

第62回伊勢神宮式年遷宮お木曳き行事1年次出発

 

【神さまの通り道】伊勢神宮−皇大神宮