行程(第1日目〜2日目)
八広配車地(7:30出発)〜錦糸町IC(首都高速)〜東京IC(東名高速)〜海老名SA(20分休憩)〜日本平PA(20分休憩)〜浜松IC(さかな家物産・昼食50分)浜松IC〜豊川IC〜一般道〜豊川稲荷(参拝・見学)〜姫街道〜ラグーナ蒲郡(休憩・買物)〜三谷温泉(ホテル明山荘) |
ホテル明山荘(9:30出発)〜一般道〜蒲郡オレンジパーク(試食・メロン狩り)〜音羽蒲郡道路(三河湾オレンジ
ロード)〜音羽蒲郡IC(東名高速)〜焼津IC(焼津さかな)センター〜一般道〜用宗海岸(柳家・昼食50分)〜一般道〜田丸屋本店・静岡(休憩・買物25分)〜静岡IC(東名高速)〜富士川SA(休憩20分)〜海老名SA(休憩20分)〜八広配車地(到着・18時33分) |
※旅行代金見積書(80名で見積:2,157,780円・一人当たり26,972円)
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項 目 |
単
価 |
数量 |
金
額 |
備
考 |
交 通
費
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バス代 バス代 有料道路代 |
220,000円 11,000円 41,290円 |
2 2 2 |
440,000円
22,000円 82,580円 |
大型バス・ガイド付 消費税 八広〜三谷温泉 |
宿 泊
地
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ホテル明山荘 ホテル明山荘 ホテル明山荘 |
13,000円 650円
150円 |
80 80 80 |
1,040,000円
52,000円 12,000円 |
宿泊 消費税 入湯税 |
宴 会
費 |
追加の飲物代(飲物・いずれのもの1本付) |
見学費用 |
蒲郡オレンジパーク 豊川稲荷ほか |
2,100円 1,200円 |
80 2 |
168,000円
2,400円 |
メロン狩り代 駐車場料金 |
食 事
代
|
さかな家(浜松) さかな家 柳家(用宗海岸) 柳家 |
1,500円
75円 1,800円 90円 |
80 80 80 80 |
120,000円 6,000円
144,000円 7,200円 |
1日目昼食 消費税 2日目昼食 消費税 |
諸 費 用
|
乗務員経費 旅行傷害保険 |
11,000円
220円 |
4 80 |
44,000円
17,600円 |
乗務員宿泊 旅行保険代 |
今年の当旅行会も年明け早々には例年通り実行されると何の蟠りもなかった。3月11日午後2時46分発生した東日本大震災は、全てを大きくふらつかせた。まず、旅行は計画通りに行うことができるのか。政府はじめ全ての機関が自粛という号令で動き始め、被害を受けた現地をはじめ日本国中がてんやわんやの大騒ぎ、生産も観光もすべての業種に亘り頓挫してしまった。
阪神神戸大震災は岩盤のプレートも違い遠く離れ、揺れそのものも感じなかったが、今回は震度5強と激しく揺さぶられ、その揺れも長く一時は倒壊ということも頭を過ぎった。この東京でも暫し揺れが収まり近所の様子を見に行くと古い壁が剥がれ落ちていたり、屋根瓦が一部落下と近年見たことのない光景も僅かながら発生していた。
テレビ画面を見ていると、報道関係のヘリコプターから映し出された東北の海岸線は、大津波の第1波、そして、大きく盛り上がったうねりのような海面がドッと陸地に押し寄せ、海岸線の民家そして田畑を飲み込み一段高くなっている高速道路まで押し寄せ停まった。そんな中、平地の名取空港はスッカリ滑走路が水没、空港建物も浸水してしまった。
岩手・宮城・福島各県も多大な被害を被り死者行方不明合わせて2万数千名を数え、その凄惨なガレキの山と化した市町村の哀れな姿が数十日間克明に目にすることとなった。
そんな矢先大津波に襲われた福島第1・2原子力発電所は破壊され、メルトダウンが発生し水素爆発をも起こし、半径3km付近住民はその晩から緊急避難、そして10km・20km・30kmとその範囲は自主避難から強制退去と、地元住人と家畜、栽培されている野菜果物が放射性物質の汚染という日本では第2次世界大戦の広島・長崎の原爆投下以来の放射能の拡散という最悪自体を招き、測定器を持ち歩く被災地区住民の、いらだった姿が目から離れない。
あと3ヵ月先に迫る当旅行会も今後の対処方を考えなければならない。緊急幹部会(4月)を招集し、善後策を話し合い、会長の発言で施行する事に決まった。世間一般は中止延期と後ろ向きだった。自粛、自粛もいいが金は天下のまわりもの、被災者の為にも日本社会の為にも、被災地から離れた我々一人一人が積極的に行動を起こし、企業も個人も義援金の拠出に協力できるような体制が必要だ。積極的な経済活動が損なわれると日本沈没とは大げさかもしれないが、何時かやってきてしまうかもしれない。
大震災関係は横において、旅行会の予定日もドンドン迫ってきた。毎年行われている下見も幹部の日程調整を行い、5月19日(木)〜20日(金)と2日かけて愛知県蒲郡市三谷温泉に大師観光の平塚営業課長の案内で行ってきた。当地も被災地からはかなり離れ関係もなさそうだったが、何といっても関東以北取り分け東京からのお客さんは皆無ということで、関西弁の客ばかりだった。
まず下見を終え第1回目の世話人会を5月25日(水)午後6時30分より、あおぎり集会所2階和室で開かれ、申込み数確認・会費の入金状況・最終参加確認書の配布、旅行会社の全行程の説明などの後、質疑応答で放射性物質に汚染という話になったが、愛知県はなんら今のところは心配ないということで安堵し、メロンの生育も順調で試食したものも甘く参加者に喜ばれることだろうと説明した。今日までの参加予定者は50人前後と昨年に比べると20数名の欠落で旅行会存亡の危機である。
地域有志の皆様へご挨拶状
謹啓 清新の候、時下益々ご清祥の段、お喜び申し上げます。 平素は、八広地域並びに近隣のご有志の皆々様方からの吾嬬旅行会への暖かいご声援とご理解ご協力を賜りますことに衷心より御礼申し上げます。 この吾嬬旅行会のモットーは明るく・楽しく・賑やかに近在相和して安全に旅することでございます。これからも地元の旅行会をよろしくお願い申し上げます。 昨年は群馬県草津温泉・ホテル櫻井への第43回旅行会に際しまして絶大なるご支援を皆様から賜り誠にありがとうございました。本年の第44回旅行会は豊川稲荷ご参拝と昭和の香り懐かしい門前町の散策をお楽しみ頂きまして、三河湾を望む温泉館、愛知県蒲郡市三谷温泉・ホテル明山荘にご宿泊、名湯につかり、賑やかなご会、翌朝は特産品のメロン狩りをご体験頂きまして、懇親を深めたく企画いたしましたで、奮ってご参加並びに尚一層のご支援をお願い申し上げまして、本年の旅行会にあたってのご挨拶とさせていただきます。
謹白 旅行日時 平成23年6月26日(日曜日)〜27日(月曜日) 旅行行先 愛知県蒲郡市三谷温泉・ホテル明山荘宿泊、1泊2日の旅 平成23年6月吉日
吾嬬旅行会 会長 箭野 豊 |
43回連続執行してきた旅行会を途切らすことはできないという使命感にも駆られたり、東日本大震災ということも大いに影響しているのだろうが、参加者も世話人も高齢化した現在、員数を増やすというのは大変な役務になっている。このままの状況が変わらなければ会の台所は火の車に陥ってしまう。このことは旅行会終了時点で何らかの話し合いが必要。
第2回目の世話人会は6月16日(木)午後6時30分より、あおぎり集会所2階和室で行われた。会長挨拶の後、幹事長が進行役になり最終人員数が会計から報告され、数名増えたが、同じ員数不参加が出てプラスマイナスゼロの状況だった。会費も全員から入金されている。旅行会社からの全行程の説明、部屋割り・配車・車両長については一任してあった幹事長から発表れ、車中での催事も例年通り行うと決まった。しかしながら、旅行会として土壇場の状況は益々強くなり深刻な危機感が重く圧し掛かってきた。
旅行前日には平子会計宅で、会長・幹事長・会計・2人の車両長が集まり、最終チェックを行った。車内持込の飲食物・宴会場での使用する品物を一つ一つ確認し、尚且つ宴会場での進行と入念にチェックした。その中で最後の中締めは大締めをかねるということで、記入されていた幹事長の大締めはカットすることを決めた。
毎年旅行日は梅雨の最中で雨が心配だったが、今年は何とかその心配もなく時間通り八広を出発した。八広中央通りから押上通りに入り、外見は粗方完成している東京スカイツリーを右手に見ながら、押上駅前を通り過ぎ、四つ目通りからJR総武線錦糸町駅前ガードをくぐり、京葉道路も横切って、首都高速7号線錦糸町ICから入線し、日曜日の朝は高速も空いていた。もしかすると自粛ということが響いているのかもしれない。
首都高速向島線との合流両国ジャンクションもスムーズ、首都高速都心環状線・首都高速9号深川線・神田橋ジャンクション・5号池袋線竹橋ジャンクション・トンネル内の三宅坂ジャンクション・谷町ジャンクション・首都高速3号線・六本木にやってくるとミッドタウンイースト・ウェストなどが右に、そして左には六本木ヒルズと高層ビルが林立、高樹町出入口を過ぎ真っ直ぐな高速道路は渋谷駅前までやってくる。
左にカーブし始めると駅前広場、東急東横線、JR山手線・埼京線などの線路の上を跨ぎ、玉川通りの上を走り左に大きくカーブし大橋ジャンクション、山手通りの地下50mから2度ほど回転して地上に出て来る中央環状線と合流する。まだここまで北側だけが開通したが、南側の首都高速湾岸線大井ジャンクションまでは平成25年度中に完成する。
三軒茶屋IC・上馬IC・用賀料金所・そして環状8号線を跨ぐと東名高速の東京IC少し長めな急坂を左にカーブしながら下り降りると東京と神奈川の県境を流れる多摩川になる。至ってスムーズで渋滞など何処にもなく走りまくってきた。
宴会場での会長挨拶
ただいまご紹介頂きました会長の箭野でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
月日の巡るのは早く365日が過ぎ去ろうとしています。皆様ご承知の如く3ヵ月前には東日本大震災が発生し、その影響で大津波が発生して、原発事故に繋がり今もって解決のメドも立っていません。犠牲者は行方不明者を含め2万4千人あまり、また、罹災者が不自由な生活に甘んじている最中、旅行会を執行できる幸せを重く受け止めております。去来するする姿にお悔やみとお見舞いを申し上げます。どうぞ1日も早く立ち直られんことを祈っております。旅行会としても義援金を用意させていただきました。旅行終了後直ちに然るべき所にお届けするつもりでおります。 さて旅行会も44回目となりますが、これも皆様方の参加というご協力の賜物だと心から感謝申し上げる次第でございます。昨年は日本有数の温泉地、群馬県の草津温泉を十分堪能して頂けたのではないでしょうか。今回は日本の大動脈東名高速を一路下り、愛知県蒲郡市三谷温泉にやってまいりました。海の幸・山の幸と食べ物の豊富なところでございます。今日明日とご賞味いただければ幸いです。本日も城北信用金庫墨田支店長の盆子原様・当町会長の本多様など50名弱の皆様のご参加を頂いております。尚且つ、大勢の皆様方からは貴重なご芳志も頂戴しております。重ね重ね御礼申し上げます。 当旅行会は“明るく”“楽しく”“賑やかに”というのが発足以来のモットーです。今宵もいろいろ志向を凝らしております。お時間の限りお付き合い頂ければ幸いです。 私事で恐縮ではございますが、昨年会長をお引き受けいたしましたが、何分にも未熟者です。これからも今まで同様、否、それ以上のご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。世話人の皆様方には2度も役員会を開いて頂き、企画・運営と多岐に渡り審議を頂き今日のよき日を迎えることができました。本当にありがとうございます。 最後になりましたが、ご参加の皆様方には、これからも友人やお知り合いを一人でも多くお誘い合わせの上、ご参加頂けます様お願い申し上げまして、本日のご挨拶とさせて頂きます。 |
お礼状
謹啓 この度の東日本大震災の日より3ヵ月、今だ還らざる人々を思い多くの御霊のご冥福をお祈りいたします。そして被災されました方々へ心よりお見舞い申し上げます。“がんばれ東北”当会におきましても今回の旅行会に際し、ご芳志の一部を義援金としてお送りすることにいたしましす。これも長年に渉る当会へのご声援とご厚情の賜物と心より感謝申し上げ御礼の気持ちを込めて被災地にお送りさせていただきます。ご理解賜りたくお願い申し上げます。 第44回吾嬬旅行会・愛知県蒲郡市三谷温泉・ホテル明山荘の旅に際しまして格別のご支援を賜り誠にありがとうございます。当日は豊川稲荷でのご参拝、名古屋の奥座敷として人気の高い温泉宿の自慢料理の数々をご賞味され、多彩な催しで賑やかな大宴会をお楽しみ頂き、翌朝は爽やかに朝食の後、ハウスに直行し“名物メロン狩り”ご試食のメロンの美味しかったこと等々1泊2日の行程も無事完了いたしました事に感謝申し上げます。 今後とも、当旅行会を末永くお支え頂きまして、変わらぬご愛顧とご参加のほどお願い申し上げ、あなた様並びにご家族のご多幸とご健勝を祈念いたしまして略儀ながら書中を持ちまして御礼の挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございます。
謹白 平成23年6月27日
吾嬬旅行会 会長 箭野 豊 |
吾嬬旅行会解散のお知らせ
ご理解・ご支援頂いた皆様へ 梅雨も明け真夏の太陽もギラギラ照りつける季節になりました。皆様方には日頃から健康に留意され、お健やかにお過ごしのことと存じます。 さて、この度吾嬬旅行会は諸般の事情で一旦旅行会を解消することになりました。多くの方々から、ご理解とご支援を賜り、第1回の長野県・上諏訪温泉ホテル白鳥園を皮切りに今回の第44回愛知県蒲郡市三谷温泉明山荘と連続44回に渡り挙行して参りましたが、高齢化・未だに大地震や大津波の不安等々、日本列島を取り巻く情勢は油断ができない事情を鑑みて、潔く旅行会解散の決意に至りました。 半世紀近く渡り、地域活性化を旗印に大勢の参加者と親睦の機会を持ち、いくらかでもその成果を果たしてきたと思っております。会は無くなっても、日頃の下町人情は益々、その強い絆で結ばれてゆくでしょう。 多くの皆様方に一方ならぬご支援、ご協力に支えられ、ここまでこられたと感謝の気持ちで一杯です。心から御礼申し上げます。 吾嬬旅行会 会長 箭野 豊
旅行参加者一同 |
三輪里稲荷神社屋根修繕奉納金の礼状
吾嬬旅行会 会長 箭野 豊様 役員一同
様
夏真っ盛りのなか、日々猛暑続きにて体調を崩す方も多いことと存じますが、ご一同様にはお健やかにお過ごしのことと存じます。 この度、吾嬬旅行会にては、44年間という長い歴史に終止符を打たれ解散することに決定したことは誠に残念の極みに思いますが、社会構造の変化等による苦渋の選択と存じます。 しかしながら、その際に残されましたお金の使途につき、その相当分を三輪里稲荷神社本殿屋根修繕の為に当町会を通して、ご奉賛賜りました事、誠にありがたく氏子の皆様に成り代わりまして、厚くお礼申し上げます。 同時に吾嬬旅行会がなくなっても、その大儀は多くの人達によき思い出として引き継がれ、再びの気運が起こる時が必ずや来る事を祈念し、お礼のごあいさつとさせていただきます。 感謝!! 平成23年7月20日
八広あずま町会 会長
三輪里稲荷神社 副総代長 本多 清司 |
巨大地震
http://youtu.be/MmZ-1z0DjsQ
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御殿場IC付近)
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日本平PA付近)
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三ケ日トンネル付近)
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小牧IC付近)
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